1.バッテリーの役割
バッテリーは自動車を構成している部品の中でも、大変重要な役割を担っています。
エンジン始動時をはじめ、ヘッドライトやブレーキランプなどの各種ランプ類、カーナビ、カーオーディオやワイパー、パワーウィンドウ、時計など、多くの電装品を正常に働かせる役目があります。

2.自動車用バッテリーの形式の見方
現在のバッテリーの形式は、1982年に改正されたJIS規格より採用されました。 この形式の表示法では、そのバッテリーの性能の大きさと、寸法がわかるようになっています。
形式
65D23Rを例にとると
65
<性能ランク>
容量と始動性能から決められた総合性能を示します。
D
<短側面の大きさの区分>
短側面の大きさの区分を示します。

| 記号 | 幅×箱高さ (約mm) |
従来相当形式 |
|---|---|---|
| A | 125×160 | 12N24 |
| B | 127×200 | NS40Z NS60 |
| C | 133×204 | N40 |
| D | 170×200 | N50 N70 |
| E | 173×209 | N100 |
| F | 180×210 | N120 |
| G | 220×210 | N150 |
| H | 276×216 | N200 |
23
<長さ寸法の概数>
長さ寸法の概数(cm)を示します。

R
<端子の位置>
端子の位置を示します。

(参考)
短側面の大きさ(アルファベット)と長さ寸法の概数(cm)でバッテリーの外形寸法が決まるため、この二つを一般的に「サイズ系列」といいます。 (上記形式例ではサイズ系列「D23」)
3.バッテリーのメンテナンス
バッテリーの液は使用中に減少します。
最近のバッテリーは液減りの少ないメンテナンスフリータイプが主流になっていますが、液減りしないということではありません。
バッテリー液が最低液面線以下の状態で使用し続けますと、バッテリーの寿命を縮めるばかりでなく、破裂(爆発)の原因となることがあります。少なくとも1ヶ月に1度は液面点検をし、液が最高液面線と最低液面線の半分以下に低下している場合は、精製水を補充してください。
最高液面線以上に補充すると、振動などで液があふれ、車両を損傷させる場合があるので、注意してください。


